介護の入浴介助できついことは?きつさを乗りきるとっておきのコツも伝授

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施設の介護職は「入浴の介助」がきついらしいけど…何がきついかを知りたいです。

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こんなお悩みを解決します。

本 記 事 の 内 容

  • 入浴の介助できついこと
  • きつさを克服するコツ

本 記 事 の 信 頼 性

ぼ ん ち ゃ ん |@bonchaaaaan_

入浴の介助できついことは利用者さんをお風呂にお連れする、すなわち「誘導業務」です。

(※利用者さんとは、介護サービスを利用する高齢者のこと)

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入浴介助は、利用者さんをお風呂にいれること以外にも「きついこと」が隠されているんです

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本記事では、なぜ入浴の誘導業務がきついのかを具体的に紹介します。

また、きつさを克服するとっておきのコツも解説していきます。

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この記事は、私が老健(介護老人保健施設)で勤務していた経験を生かして書いてます!

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入浴介助の誘導業務はあまりフォーカスされない部分なので、施設介護に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

目次

介護の入浴介助できついのは「誘導業務」


冒頭でもお話しした通り、入浴介助できついのは、利用者さんをお風呂にお連れする「誘導業務」です。

では一体、入浴介助の「誘導業務」がきつい理由は何でしょうか。

理由は次の通りです。

誘導業務がきつい理由

  1. ペース配分を考慮するのが難しい
  2. 利用者さんが入浴を拒否するときがある
  3. 体力勝負

次の章で、ひとつずつ具体例をあげながら掘り下げていきましょう。

きつい理由①|ペース配分


私が入浴介助の誘導業務で、いちばんきついと思ったことは「ペース配分を考える難しさ」です。

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とはいえ「お風呂にお連れする順番や時間は決まってるんじゃないの?」と考える方もいると思います

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たしかに私が勤務していた老健は、フロアごとに順番は決まっていましたし、お風呂の時間枠も決まっていました。

下記に私が勤務していた老健が、お風呂の順番をどう決めていたのか、例をあげて説明します。

■私が勤務していた老健の利用者数

2階フロア:50人
3階フロア:50人


■お風呂の順番はどう決まっていたのか

順番は下の例のように、フロア別かつ男女別で決められていました。

例)2階女性→3階女性→2階男性→3階男性
※ちなみにこの順番は週ごとに変わります

ただ、一人ひとりの順番までは決まっていないので、どの順番でお連れするのかは誘導業務を担当する職員に委ねられます。

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どの順番でお連れしたらスムーズに入浴介助ができるのかを、考えながら動かなければならないので慣れるまでは大変でした

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例えば、一度に多くの利用者さんをお連れしても、浴室がいっぱいで対応できなくなります。

逆に誘導がスムーズにできず、お連れする間隔があいてしまうと、お風呂の時間枠をオーバーしてしまいます。

一方で、皮膚に関連する病気を持つ利用者さんがいる場合は、いちばん最後にお連れしなければならないなどのイレギュラーな対応もあります。

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限られた時間内で常に臨機応変な対応を求められることも、慣れるまではきつさを感じるでしょう

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きつい理由②|利用者さんの入浴拒否


利用者さんによって、毎回のごとく入浴を拒否する方がいます。

「お風呂に行きましょう」と声をかけても、さまざまな理由で拒否されてしまいます。

入浴拒否のパターン

  • 「具合が悪いのよ…」と急に元気がなくなってしまう
  • 「歳だからもう入らなくていい!」と頑なに断られる
  • 「さっき入ったばっかりよ」と断られる

ほとんどの場合、認知症の方の入浴拒否が多い傾向です。

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認知症が引き起こす思考力の低下により、お風呂の必要性を理解しづらくなるようです

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お風呂に誘導するときに入浴を拒否する利用者さんがいると、誘導がスムーズにいかないので正直大変です…

「お風呂に行こう」と思っていただける工夫が必要になるので、はじめの頃は大変でした。

きつい理由③|体力勝負


誘導業務はお風呂にお連れするだけではありません。

お風呂に入った利用者さんを、再びフロアにお連れする必要があります。

そのため、利用者さんをお風呂にお連れするのと同時に、お風呂から戻る利用者さんの状況も把握しなければなりません。

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私が働いていた老健は浴室が1階にあったので、フロアとの行き来が大変でした

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利用者さんをお連れしていないときの移動は、階段を往復していたので体力的にきつかったです。

さすがに誘導業務が終わった後、再びフロアで仕事をする時はクタクタでした…(笑)

介護の入浴介助できつさを乗り切るコツ


ここまで、なぜ入浴介助の「誘導業務」がきついのかをお話ししました。

では、誘導業務のきつさを乗り切るにはどうしたら良いのでしょうか。

きつさを乗り越えるコツはたったの3つです。

きつさを乗り越えるコツ

  • 先輩職員を頼る
  • 入浴拒否の対応パターンを身につける
  • 体力をつける

次に、一つひとつのコツを簡単に紹介します。

きつさを乗り切るコツ①|先輩職員を頼る


利用者さんをお風呂にお連れするペース配分がわからない場合は、先輩職員にその都度聞きましょう。

わからないまま右往左往していると、その分誘導の間隔があいてしまい業務が滞ってしまいます。

また、入浴を拒否する利用者さんがいて、自分一人では説得できない場合も、先輩職員に対応を頼みましょう。

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入浴を拒否する利用者さんへの対応を学ぶ機会にもなりますね!

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まずは、一人で抱え込まないで助けを求めましょう。

きつさを乗り切るコツ②|入浴拒否の対応パターンを身につける


入浴を拒否する利用者さんへの対応パターンをいくつか身につけましょう。

対応パターンを身につけることは、誘導業務をスムーズにこなすための重要なポイントです。

ちなみに、入浴拒否に関する対応のコツを書いた記事があるので、参考にしてみましょう。

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きつさを乗り切るコツ③|体力をつける


介護職は誘導業務に限らず、体力的にきつい仕事が多くあります。

真夏の入浴業務で脱水を起こした職員もいたほどです。

そのため、日頃から体力強化を意識することがポイントです。

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ちなみに私は休日を使ってジムに通い、体力を強化していましたよ!

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体力強化に関して書いた記事もあるので、参考にしてみましょう。

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介護の入浴介助できついことは?【まとめ】


入浴介助はお風呂にいれる業務以外にも、誘導業務が大変であることを紹介しました。

最後に、誘導業務のきつさを乗り切るコツをおさらいします。

  • 先輩職員を頼る
  • 入浴拒否の対応パターンを身につける
  • 体力をつける

コツは、明日から実践できるものばかりです。

体験談のひとつとして、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

27歳主婦|ブロガーとwebライター|夫と2人暮らし|介護職に転職経験あり(未経験)|介護老人保健施設(老健)での勤務経験あり|介護に興味がある方へ“介護職の体験談”を発信|ほかにも“介護の見えない部分”や“介護職の情報”を伝えています

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