介護の初心者必見!トイレ介助で苦戦することと2つの慣れるコツ

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トイレ介助は具体的に何が難しいのか教えてください。また、トイレ介助に慣れるコツも知りたいです。

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こんなお悩みを解決します。

本 記 事 の 内 容

  • トイレ介助で苦戦すること
  • トイレ介助の体験談
  • トイレ介助に慣れるコツ

本 記 事 の 信 頼 性

ぼ ん ち ゃ ん |@bonchaaaaan_

介護初心者は、排泄の介助に対して不安を抱くと思います。

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おむつ交換やトイレ介助など、大変そうだし汚いから嫌だな…と思う方もいますよね

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今回は「トイレ介助」に焦点を当てて、介護初心者の不安を解消していきます。

具体的にはトイレ介助で苦戦することと、トイレ介助に慣れるコツまですべて紹介します。

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私が介護職をしていたときの「トイレ介助の体験談」も紹介しますね!

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本記事がおすすめの方

  • これから介護職をはじめようとしている方
  • 介護職をはじめたばかりで、トイレ介助が不安な方
  • トイレ介助のイメージを知って、在宅介護に生かしたい方

この記事を読んで、明日からでも実践できる「トイレ介助のコツ」を掴みましょう。

そして、トイレ介助への不安を払拭しましょう。

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では、本編スタートです!

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目次

トイレ介助で苦戦すること


トイレ介助で苦戦することは、次の3つです。

  • 便や尿がズボンについているときの対応
  • 立位が安定しないときの対応
  • 身体が大きい利用者さんの対応
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具体的に知るために、次の章でひとつずつ探っていきましょう

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苦戦すること①|便や尿がズボンについているときの対応


利用者さんをトイレにお連れして、便器に座ってもらおうとズボンを下げたときに、ズボンが便や尿で汚染していることがあります。

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私が働いていた施設では、利用者さんのズボンの汚染は頻繁にありました

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ズボンが汚れている場合は、便器に座ってもらったままの状態でズボンの交換を行わなくてはなりません。

トイレの個室はそこまで広くないので、狭い空間でズボンを交換するのは一苦労です。

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また、便や尿がついたズボンを扱うので、「汚い」抵抗を感じる方もいるでしょう

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苦戦すること②|立位が安定しないときの対応


トイレ介助は、利用者さんが手すりにつかまった状態で行います。

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下の写真を参考にして、イメージしてください

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しかし立位が安定しない利用者さんは、手すりにつかまって立つことが難しいのでトイレの介助も大変になります。

もし立位が安定しない場合は、1人の職員では対応できないので2人介助で行うときもあります。

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1人が利用者さんを支えて、もう1人がズボン上げ下ろしを行う、という感じです

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普段は立位が安定している方でも、体調によって立位困難になることもあるので慎重な対応が必要です。

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トイレ介助にも、利用者さんが転倒してしまうリスクがあるわけです

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苦戦すること③|身体が大きい利用者さんの対応


身体が大きい利用者さんは、便器から立ち上がるのが難しいケースが多いです。

上の写真のように、職員が1人では立ち上がりをサポートできない場合があります。

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立ち上がりが難しい場合は、2人もしくは3人で介助することが多いですね

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例えば1人はおしりや陰部をきれいに拭き取り、もう1人は後ろから押し上げるように利用者さんを支えます。

必要であれば、さらにもう1人が前から抱きかかえるように支えることもあります。

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ただトイレの個室は狭いので、3人介助で行うのも大変なんです

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身体が大きい利用者さんを抱えるのは、職員の腰への負担も大きいので腰痛に注意が必要です。

トイレ介助の体験談


この章では、私が介護職をしていたときの経験を生かして、トイレ介助で苦戦したことを具体的に紹介します。

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介護初心者だった私が苦戦したこととは…?

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トイレ介助の体験談①


1つめは「便まみれになった利用者Sさん」の話です。

Sさんは車椅子ですが自立でトイレに行ける方なので、普段はご自身でトイレに行っていました。

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何かあれば、トイレからコールを鳴らすよう伝えてあったのです

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そしてあるとき、女子トイレからコールが鳴ったのでトイレに向かいました。

トイレからコールを鳴らしたのはSさん。

Sさんは上着やズボンが便まみれになっていて、さらに床にまで便がついていたのです…

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介護初心者だった私は何から手をつけたらよいわからず、衝撃を受けました

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その時は近くにいた先輩を呼んで、一緒に対応してもらえるよう頼みました。

Sさんは「便まみれになってしまったから自分でなんとかしようと思ったんです」と言い、落胆した様子だったのを覚えています。

まずは床をきれいに拭き上げて、次にズボンや上着を交換。

最後に、おしりや陰部をきれいに拭きあげて「よし、完了!」と思ったら、車椅子にまで便が付着していました…(笑)

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便まみれの状況は、意外と頻繁に遭遇していましたね…

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トイレ介助の体験談②


2つめは「超体格のよい利用者Nさん」の話です。

Nさんは車椅子の方で、脳梗塞による後遺症が残っており右片麻痺がありました。

Nさんは右片麻痺により手すりをつかむことができず、ご自身で立位を保てませんでした。

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さらにNさんは超体格がよく、体重は75kg前後…

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そのため、職員が3人がかりでトイレ介助を行っていました。

Nさんのことを1人が後ろから支え、もう1人が前から支え、さらにもう1人がおしりや陰部をきれいに拭く必要があるので、とても大変だったのを覚えています。

ましてや、トイレの個室はそこまで広くなかったので、狭い空間での3人介助はとてもきつかったです。

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Nさんの介助により、腰を痛めかけた職員もいました(汗)

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トイレ介助の慣れるコツ


ここまで、トイレ介助で苦戦することや、トイレ介助の体験談を紹介しました。

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介護初心者の中で、「トイレ介助って難しそう…」と思った方もいるでしょう

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でも大丈夫です!

この章では、介護初心者でもできる「トイレ介助に慣れるコツ」を紹介します。

ではさっそく、トイレ介助に慣れるコツは次の2つです。

  • 声かけを徹底する
  • 他の職員も頼る

それでは、ひとつずつくわしく見ていきましょう。

慣れるコツ①|声かけを徹底する


トイレ介助は、利用者さんへの声かけが重要です。

では、声かけはどのようなときに必要なのでしょうか。

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まずは、トイレ介助の大まかな流れを確認してみましょう

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例)トイレ介助の流れ(車椅子に乗る利用者さんの場合)

  • 手すりにつかまって車椅子から立ってもらう
  • 身体を便器に座りやすい方向に向ける
  • ズボンを下ろす
  • 用を足し終わったら陰部やおしりをきれいにする
  • ズボンを上げる
  • 身体を車椅子に座りやすい方向に向ける
  • ゆっくり車椅子に座ってもらう

なぜ、トイレ介助の大まかな流れを紹介したかと言いますと、上記の工程すべてに声かけが必要だからです。

例えば、“手すりにつかまって車椅子から立ってもらう”ときには、「1・2・3で立ちますよ」など、利用者さんに寄り添った声かけがポイントになります。

立ち上がるタイミングを声かけすることで、利用者さんは身体に力を入れやすくなります。

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利用者さんは立ち上がろうとしてくれるので、職員の負担も軽減されます

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また、立ち上がるタイミングを知らせることで、利用者さんの不意の転倒事故も防ぐことができます。

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そして何よりも、声かけがあることで利用者さんは安心して介助を受けることができるんです

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利用者さんの安心感、職員の負担軽減につながる声かけは、非常に重要なわけです。

一つひとつの動作で声かけを徹底してしましょう。

慣れるコツ②|他の職員も頼る


慣れないうちは、便が出た時の対応に戸惑う方も多いでしょう。

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介護初心者だった私も、便が出たときの対応は、何から手をつけたらよいかわかりませんでした

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なるべく短時間で効率よく対応するためにも、はじめのうちは他の先輩職員にサポートしてもらいましょう。

そして、先輩職員がどういう動きをしているのかを観察しましょう。

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先輩は忙しそう…と気が引けてしまうこともわかりますが、頼ることも大事なんです

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なぜなら、対応に時間をかけすぎてしまうと、利用者さんに負担がかかってしまうからです。

利用者さんに負担をかけてしまうくらいなら、慣れるまでは先輩職員を頼って少しずつ慣れていくことが大切です。

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すぐに上達できるものではないので、地道に経験を重ねていきましょう!

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介護の初心者必見!トイレ介助で苦戦することと2つの慣れるコツ【まとめ】


今回はトイレ介助で苦戦することと、私が介護職をしていたときのトイレ介助の体験談を紹介しました。

「汚い」というネガティブなきつさ以外にも、大変なことが多いのはお分かりいただけたでしょうか。

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とはいえ「大変そうだな…」と諦めるのは早いです!!

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本記事では、介護初心者でも実践できる「トイレ介助に慣れるコツ」も紹介しました。

誰でも簡単にできるコツなので、ぜひ実践してみてください。

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この記事を書いた人

27歳主婦|ブロガーとwebライター|夫と2人暮らし|介護職に転職経験あり(未経験)|介護老人保健施設(老健)での勤務経験あり|介護に興味がある方へ“介護職の体験談”を発信|ほかにも“介護の見えない部分”や“介護職の情報”を伝えています

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