介護の初心者必見!おむつ交換に慣れるまでの壁と3つのコツ

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介護のおむつ交換には抵抗があります。おむつ交換って慣れるものなんでしょうか…?

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こんなお悩みを解決します。

本 記 事 の 内 容

  • おむつ交換の壁
  • おむつ交換で大変だった体験談
  • おむつ交換に慣れる3つのコツ

本 記 事 の 信 頼 性

ぼ ん ち ゃ ん |@bonchaaaaan_

介護のおむつ交換は「きつい」「汚い」など、ネガティブなイメージを持つ方が多いと思います。

私も介護職をはじめて間もない頃は、おむつ交換に対するネガティブなイメージが強く、不安でいっぱいでした。

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しかし介護初心者だった私でも、介護職をはじめて3ヶ月くらいで、おむつ交換に対する抵抗はほぼなくなりました!

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本記事では私が介護職をしていた経験を生かし、おむつ交換に慣れるまでの壁と3つのコツを紹介します。

本記事はこんな方におすすめ

  • 介護職をはじめたばかりで、おむつ交換に不安を持っている
  • これから介護職に挑戦しようと考えている

この記事を読んで、「きつい」「汚い」のイメージをポジティブに変えていきましょう。

目次

介護のおむつ交換でぶち当たる壁


まず、おむつ交換でどのような壁にぶつかるのかを具体的に紹介します。

ここでは、おむつ交換の代表的な壁である「きつい」「汚い」というイメージをくわしく掘り下げてみましょう。

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ぼんやりしたネガティブなイメージを、明確にすることが大事です!

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おむつ交換の壁①|きつい


おむつ交換はラクなものではありません。

では一体、何がきついのかを探ってみましょう。

■におい

尿臭や便臭のにおいが苦手で体調を崩してしまう職員もいます。


■腰に負担がかかる

中途半端なベッドの高さでおむつ交換を行うと、腰痛の原因になります。


■時間に追われて焦る

施設介護の場合、一度に複数の利用者さんのおむつ交換を行います。
その際に、時間が限られている・ベテラン職員の交換ペースの早さなどが理由で、焦る気持ちが生まれます。


■汗だくになる

おむつ交換は体力的にもきつく、真夏以外の時期でも汗だくになります。


■臨機応変が求められる

おむつ交換は便や尿によるシーツ・衣類の汚染もあるので、その都度交換しなければなりません。
また、利用者さんの排泄物や皮膚状況に異常がないかを見る必要があります。
異常があった場合はナースに報告するなどの判断が必要です。

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特に腰の負担に関して言うと、慣れないうちはおむつ交換で必死になってしまい、気づかないうちに負担がかかっている場合が多いです

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おむつ交換の壁②|汚い


ほとんどの方は「汚い」という壁を越えられず、悩む方が多いと思います。

では、多くの方が悩むであろうことを紹介します。

■便の対応が嫌だ

便汚染しているときの対応は、シーツや衣類を汚さないように配慮するのが大変。
また、水様便(下痢のように下している)の処理が難しい。


■排泄物を扱うのは嫌だ

ビニール手袋やプラスチック手袋をはめても抵抗感を拭えない


■排泄物を見るのも嫌だ

排泄物を見ただけで気分が悪くなる

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便の汚れ具合によって、シーツや衣類まで交換が必要になるのでとても大変です

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おむつ交換で大変だった体験談


次に、私が介護職をしていたときの「おむつ交換で大変だったこと」を紹介します。

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リアルな体験談を紹介するので「こんなこともあるんだ」と新しい発見が見つかりますよ

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おむつ交換の大変だった体験談①


1つめの体験談は「おむつ交換中に便が…」という話です。

体験談を紹介する前に、まずはおむつ交換の流れを知りましょう。

おむつ交換の流れを簡単にまとめると…


  • ズボンをおろす
  • おむつのテープを外す
  • 陰部の洗浄
  • 利用者さんに横になってもらう
  • おしりの洗浄
  • 汚いパットを抜く
  • 新しいパットを敷く
  • おむつを中心に合わせてテープを止める
  • ズボンをあげる
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ちなみにおむつ交換のイメージは、下の写真を参考にしてみてください

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それでは、体験談に戻ります。

おむつを外して汚染の状況を確認したことろ、この時は尿汚染だけでした。

そのため利用者さんには横を向いてもらい、おしりを拭いた後に汚れたパット※を抜き取りました。

※「パット」とはおむつの上に敷くものです

そして、新しいパットを敷こうとした次の瞬間…

便が出てしまったのです…

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おむつを交換している最中に、便が出ることはたまにあります

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パットだけ交換すればよいと思っていたところ、まさかの事態で着替えやシーツ交換が必要になり、ショックを受けました…。

おむつ交換の大変だった体験談②


2つめの体験談は「体格がしっかりした方のおむつ交換」です。

体格がしっかりした方のおむつ交換は、正直とてもハードです。

ご自身で寝返りを打てる方であれば、スムーズに交換できるのですが…

麻痺があったり筋力が低下して、ご自身で寝返りを打てない場合は、2人がかりでおむつ交換をしなければなりません。

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ひとりが利用者さんの寝返りをサポートして、もうひとりがおむつ交換をする、という感じです

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しかし、職員の人数が少ない日(特に土日)は、上記の対応をひとりで行わなければなりません。

そんな状態で、便汚染があったときはさらに大変でした…

おむつ交換をに慣れる3つのコツ


ここまで、おむつ交換の壁や大変だった体験談を紹介しました。

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介護初心者の私でも、あらゆる壁を乗り越えることができたので大丈夫です!

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この章では、介護初心者でもおむつ交換に慣れるコツを紹介します。

おむつ交換に慣れるコツは、次の3つです。

  • 利用者さんの立場を考える
  • 準備を怠らない
  • 流れを意識する

それでは、ひとつずつくわしく探っていきましょう。

おむつ交換に慣れるコツ①|利用者さんの立場を考える


おむつ交換に慣れるには、排泄物に対する抵抗や苦手意識を克服する必要があります。

排泄物を扱うことにネガティブな方は、はじめに利用者さんの立場を考えるようにしましょう。

利用者さんの思い

  • 排泄の介助をされるのは恥ずかしい
  • 排泄を適切にして、快適な暮らしを送りたい

おむつ交換をするとき、利用者さんに「おむつをかえますね」という言葉をかけるのは適切ではない、とよくいわれています。

理由は、利用者さんがおむつをかえてもらうことに「羞恥心」を感じてしまうからです。

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恥ずかしいと思わせてしまわないよう、言葉に注意するなどの配慮が必要です

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また、おむつが汚れていておしりのまわりが気持ち悪いと、快適な暮らしを送れません。

おむつ交換をしないと、利用者さんは常に気持ち悪さを感じながら日常生活を送ることになります。

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私たち介護士が行うおむつ交換は、いかに重要で必要なことかを改めて認識しましょう

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利用者さんの「尊厳の保持」と「快適な生活を送る支援」は、介護士の使命だと認識しましょう

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おむつ交換の重要性を理解すれば、「汚い」よりも「お手伝いしたい」と思えるはずです

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おむつ交換に慣れるコツ②|準備を怠らない


おむつ交換でよくあることとして、必要であるものを用意できていないこと、が挙げられます。

例えば、便汚染が思っていたよりも広範囲にわたっていたときに、清拭タオルが足りなくなることがあります。

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あらかじめ清拭タオルを複数用意しておけば、焦ることも少なくなります

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また、おむつとパットが両方汚れているとき、手元にパットの替えはあるけどおむつの替えがない、ということがあります。

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おむつの替えを取りに行かなくてはならないので、時間がかかる原因になります

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おむつ交換での焦りや交換に時間がかかることに悩む方は、必要なものをすべて用意することがポイントです

用意しておくもの

  • 手袋(ビニール・プラスチック)
  • ビニール袋
  • 新聞紙
  • 介助用エプロン(使い捨てが望ましい)
  • 陰洗ボトル(適度に温かいお湯)
  • 清拭タオル
  • 軟膏・保湿薬(必要であれば)
  • 替えのパット
  • 替えのおむつ
  • 替えの衣類
  • 替えのシーツ

施設では、これらをすべてカートに乗せていました。

必要なときにすぐ使えるような環境を整えましょう。

おむつ交換に慣れるコツ③|流れを意識する


おむつ交換は毎回状況が違うので、何から手をつければ良いのかわからなくなる方も多くいます。

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便の量が多いときのおむつ交換は、私も慌てふためきました(笑)

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そのため、おむつ交換をするたびに「流れ」を意識するようにしましょう。

流れを意識することで、効率よくおむつを交換できるようになります。

ちなみに私は陰部を洗浄した後に、すぐ汚染したおむつやパットをビニール袋や新聞紙に包んでいました。

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汚染物を取り除くことで、きれいな箇所に汚染物が広がることがなくなるからです

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交換する都度、流れを意識することで上達具合も変わります。

常に、効率よく交換できる流れを模索する意識を持ちましょう

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便の量が多いときは、ベッドに新聞紙を敷きながらおむつを交換するのが良い、など新しい発見が見つかるでしょう

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介護の初心者必見!おむつ交換に慣れるまでの壁と3つのコツ【まとめ】


おむつ交換の壁や大変だった体験談をお話ししました。

その上で、おむつ交換に慣れるまでの3つのコツを紹介しました。

おむつ交換にネガティブな考えを持つ方は、3つのコツを実践してみてください。

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最後に、おむつ交換に慣れるまでの3つのコツをおさらいしましょう

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  • 利用者さんの立場を考える
  • 準備を怠らない
  • 流れを意識する

介護初心者でも、すぐに実践できる内容です。

まずは、利用者さんの気持ちを理解するところからはじめてみましょう。

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この記事を書いた人

27歳主婦|ブロガーとwebライター|夫と2人暮らし|介護職に転職経験あり(未経験)|介護老人保健施設(老健)での勤務経験あり|介護に興味がある方へ“介護職の体験談”を発信|ほかにも“介護の見えない部分”や“介護職の情報”を伝えています

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