介護初心者が資格を取るなら?介護職員初任者研修の基本丸わかり

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介護職員初任者研修は、はじめて介護職に挑戦する人におすすめの資格だと聞きました。
資格の基本や資格取得までの流れを教えてください!

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こんなお悩みを解決します。

本 記 事 の 内 容

  • 介護職員初任者研修はどんな資格?
  • 介護職員初任者研修で学べること
  • 資格取得のメリット
  • 資格取得の条件や期間、料金
  • 資格を取得したいなら?

本 記 事 の 信 頼 性

ぼ ん ち ゃ ん |@bonchaaaaan_

介護初心者が資格を取るなら「介護職員初任者研修」を取りましょう

介護の仕事をする(している)方、もしくは介護に興味がある方は取っておいて損はない資格です。

本記事では「介護職員初任者研修の基本」と「資格取得までの流れ」を解説していきます。

この記事を読み終えると、資格取得までの具体的なイメージを持てますよ。

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資格取得を志すきっかけにもなるかもしれません!

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目次

介護職員初任者研修はどんな資格?


介護職員初任者研修は、次のような特徴があります。

特徴

  • 従来の「ホームヘルパー2級」から名称が変わった
  • 介護の入門資格
  • 介護の知識や理念を学べる

2013年にホームヘルパー2級から「介護職員初任者研修」と名称が変わりました。

とはいえ、変わったのは名称だけではありません。

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例えば、ホームヘルパー2級にはなかった「認知症」や「医療との連携」について学べるようになりました

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また、研修修了時に試験が行われるのも介護職員初任者研修にかわってからのことです。

一方、介護職員初任者研修は介護の基本や理念を学べるので、「介護入門資格」と捉えられています。

介護職員初任者研修は介護職で働きたい(働いている)方や、家族介護に役立てたい方に向いた資格です。

介護職員初任者研修で学べること


この章では、介護職員初任者研修で学べることを紹介します。

学べることは、次の通りです。

学べること時間
職務の理解6
介護における尊厳の保持・自立支援9
介護の基本6
介護・福祉サービスの理解と医療の連携9
介護におけるコミュニケーション技術6
老化の理解6
認知症の理解6
障害の理解3
こころとからだのしくみと生活支援75
講義の振り返り4
合計130

計130時間のカリキュラムを修了する必要があります。

では、それぞれの内容をみていきましょう。

<職務の理解>
介護のサービスや施設、職種などの介護職の基本を学びます


<介護における尊厳の保持・自立支援>
介護される方の人権や尊厳について、また介護で求められる自立支援の理念を学びます


<介護の基本>
介護職の役割や幅広い職種との連携について、介護のリスクマネジメントなど、介護の仕事をするうえで必要なことを学びます


<介護・福祉のサービスの理解と医療の連携>
介護保険制度のしくみや介護・福祉サービスの理念、医療やリハビリテーションなどとの連携について理解を深めます


<介護におけるコミュニケーション技術>
介護される方やその家族、共に働く職員とのコミュニケーションで必要な要素を学びます


<老化の理解>
高齢者の健康という視点から、加齢による変化や病気による症状や変化などの理解を深めます


<認知症の理解>
認知症の基本や認知症の方への必要なケアを学びます


<障害の理解>
障害について行動の特徴、心理的変化の基礎知識を学び、また障害を持つ本人や家族への支援について理解を深めます


<こころとからだのしくみと生活支援>
介助の実技演習を中心に、人体構造や安全な介護サービスについて学びます


<講義の振り返り>
研修全体の振り返りを行います

こころとからだのしくみと生活支援」は、カリキュラムが130時間ある中の75時間と十分な時間を取っています。

75時間の中で、基本的な介護技術(移乗介助、入浴介助、着脱介助など)を学べるのは安心ですね。

介護初心者が資格を取るメリット


ここからは、介護職員初任者研修を取るメリットを具体的に紹介していきます。

介護初心者が資格を取るメリット①|給料が上がる


採用先によっては、給与がアップします。

例えば、資格手当がもらえるところがありますよ。

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アルバイトやパートの場合、時給が100円アップする事もあるんです

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資格を取得して介護職で働こうと考えている方は、就業先で資格手当があるのかを確認しましょう。

介護初心者が資格を取るメリット②|採用されやすい


特に、正社員で応募したときに介護職員初任者研修の資格を持っていると選考の際に有利になるでしょう。

また、正社員の募集では採用条件に介護職員初任者研修の保持が含まれていることもあるので、資格を保持していると有利に働きます。

介護初心者が資格を取るメリット③|基礎知識がつく


介護職で働きたい方は介護の技術に関する基礎知識が身に付くことで、身体への負担も軽減できます。

また介護の正しい知識を身につけることで、安全な介護を実現できます。

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介護に関する基礎知識がないと「これは正しいのかな…」と思いながら介護をすることになります

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正しい介護の知識が身につけば、家族介護にも役に立ちますよ。

介護初心者が資格を取るメリット④|キャリアアップにつながる


「介護職員初任者研修」の資格があれば「介護福祉士」の資格取得を目指しやすくなる

介護福祉士とは国家資格のひとつです。

介護福祉士を目指すには次の2通りがあります。

①介護職員初任者研修→実務者研修→介護福祉士

②実務者研修→介護福祉士

①②ともに、介護福祉士を目指すには「実務者研修」を修了する必要があります。

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実務者研修は450時間のカリキュラムから成ります

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ちなみに「介護職員初任者研修」を修了していれば、「実務者研修」のカリキュラムのうち130時間は免除されますよ。

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免除される理由は、介護職員初任者研修と実務者研修のカリキュラムは重複している内容があるからです

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また一部を除き、実務者研修は介護職員初任者研修を修了していなくても受けられます。

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とはいえ、介護初心者は介護の基本をしっかり学べる「介護職員初任者研修」を受けることをおすすめします

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介護職員初任者研修を受けて、段階をしっかり踏むことで知識が確実に身につくでしょう。

一方、介護福祉士の次に位置づけられた「認定介護福祉士」という資格もあります。

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「認定介護福祉士」は2015年にできた民間資格です

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認定介護福祉が位置づけられたことで、介護福祉士の資格を取得した後も更なるキャリアアップが目指せますね!

介護職員初任者研修の資格を取る前に確認したいこと


介護職員初任者研修の資格を取る条件や期間、料金など、資格取得の前に確認したいことを解説します。

資格取得の条件


介護職員初任者研修の資格取得に関する条件は、次の通りです。

  • 受験資格なし
  • カリキュラムをすべて修了し、修了試験に合格する

特に難しい条件はありません。

130時間のカリキュラムを終えて、修了試験に合格すれば資格取得となります。

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カリキュラムの内容をしっかり復習すれば合格する内容なので、誰でも挑戦しやすいしょう

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資格取得の期間


資格取得は3〜4ヶ月(スクールによっては最短で14日)で可能です。

取得までの期間は「通信講座か通学講座か」「平日コースか土日コースか」などの違いによります。

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ちなみに通信講座で受講する場合、130時間のカリキュラムのうち40.5時間までしか学べないので、通信講座だけで資格取得はできません

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そのため、通信講座を使いたい方は通学講座とうまく組み合わせる必要があります。

働きながら資格取得を目指す方は、土日開講コースもあるのでスケジュールに合わせて無理なく学べますね。

資格取得の料金


資格取得の料金は3万〜8万円が目安

受講するスクールによって料金は異なるので、受講内容や契約内容を比較して選ぶ必要があります。

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ちなみに、資格取得までの費用が無料のケースもあります

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例えば職業紹介を行なっている会社が主催する介護職員初任者研修は、無料の場合があります。

無料の理由は、次の通りです。

職業紹介会社は、紹介した介護事業所からもらった紹介料を資格取得の受講料にあてている

つまり資格を取得したい方は、職業紹介会社から紹介された介護事業所で働くことが条件になります。

資格を取得するなら?


資格を取得したいとなったときは、どこのスクールで学ぶかどうかを検討します。

そして、次に挙げることを確認しましょう。

  • 料金
  • 通いやすさ
  • 開講コースや開講日程の柔軟性
  • 給付金や補助金制度は使えるか

料金はスクールによって大幅に違いがあります。

実質無料で学べるスクールもあるので、条件をしっかり確認したうえで検討しましょう。

また、スクールに通う必要があるので家から通いやすいところに絞って決めましょう。

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車で通えるかなどもチェックポイントですね

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さらに、スクールによって開講コースや開講日程は異なります。

自分が通いたい曜日にスクールが開講されるか、土日の開講コースがあるかなどチェックしましょう。

一方、スクールによっては給付金や助成金を使ってお得に受講できるケースがあります。

給付金とは

雇用保険に加入している(していた)方が一定の条件を満たすと、一般教育訓練給付金制度を利用して給付金を受け取れます


助成金とは

一定の条件を満たした方が申請をすると、都道府県もしくは市町村から助成金を受け取れます

あとで「知らなかった!」なんてことがないようにしましょう。

スクール探しはサイトを使う


スクールは数多くあり、自分では選びきれない方が多いのではないでしょうか。

スクールの探し方でいちばんよい方法は、自宅から近いスクールを探すことです。

自宅から近いスクールを探すなら、次にあげるサイトがおすすめです。

  • シカトル
  • ケア資格ナビ

それぞれのメリットをみてみましょう。

シカトルのメリット


シカトルのメリットは、次の通りです。

  • サイト運営会社が上場企業
  • 資料を1分で簡単に請求できる

1度の請求で複数の講座の資料を請求できるので、手間が省けて便利です。

>>介護・福祉・医療の資格を取るなら『シカトル』

ケア資格ナビのメリット


ケア資格ナビのメリットは、次の通りです。

  • サイト内のコンテンツが充実している
  • 扱っている資格の数が多い

ケア資格ナビのコンテンツで、自分が取りたい資格について詳しく学べますよ。

>>介護・医療・福祉の資格をとるならケア資格ナビで!

介護初心者が資格を取るなら?【まとめ】


介護初心者が資格を取るなら「介護職員初任者研修」がおすすめです。

介護の基本を学んで、正しい知識を確実に身につけたい方は挑戦してみましょう。

そして「介護職員初任者研修」を取るなら自宅から近いスクールで学ぶことをおすすめします。

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最後に、近くのスクール情報を集めるために使うべきサイトをおさらいします

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自分のライフスタイルを考慮して、条件に合うスクールを見つけましょう。

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この記事を書いた人

27歳主婦|ブロガーとwebライター|夫と2人暮らし|介護職に転職経験あり(未経験)|介護老人保健施設(老健)での勤務経験あり|介護に興味がある方へ“介護職の体験談”を発信|ほかにも“介護の見えない部分”や“介護職の情報”を伝えています

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