介護の夜勤は未経験でもできる?夜勤勤務の体制や流れを解説

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はじめての介護職、夜勤勤務があると不安です…

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こんなお悩みを解決します。

本 記 事 の 内 容

  • 夜勤勤務は介護未経験でもできる?
  • 夜勤の体制
  • 夜勤のタイムスケジュールと仕事内容
  • 夜勤のメリットとデメリット

本 記 事 の 信 頼 性

ぼ ん ち ゃ ん |@bonchaaaaan_

介護職未経験の人の中には、夜勤で働くことに抵抗を持つ人がいると思います。

今回は「介護職の夜勤は未経験でもできる?」という不安を解消するために、夜勤の体制や仕事内容、メリットなどを解説します。

この記事を読んで、夜勤の仕事を具体的にイメージしてみましょう。

目次

夜勤勤務は介護未経験でもできる?


結論から言うと介護職未経験でも夜勤の仕事はできます

とはいえ、未経験で無資格のまま、いきなり夜勤の勤務に入ることはないので安心してください。

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未経験の人が介護の仕事を始めて、夜勤勤務に入るまでは3ヶ月くらいかかります

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3ヶ月の間、日勤でひと通りの業務を習得した上で、夜勤勤務に入ります。

いざ夜勤勤務ができるとなると、夜勤の体制や仕事内容が気になる人が多いのではないでしょうか。

ここからは、夜勤勤務について詳しく掘り下げてみましょう。

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私の体験をもとにしているため、ぜひ参考にしてください!

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夜勤の体制


まずは、夜勤勤務の体制についてみていきましょう。

夜勤で対応する職員の人数は、厚生労働省の職員配置基準によって最低人数が決められています。

私が勤めていた施設は、1フロアに利用者さんが50人前後いました。

そして、夜勤帯の体制は1フロアに介護職員が2人・ナースが1人で対応していました。

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夜勤帯で緊急の対応があるときは、人手が少なく大変ですね

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介護士の勤務は、基本的にシフトで組まれているため、男性職員と女性職員がペアで夜勤帯の仕事を対応することも多くあります。

また、女性職員同士でペアを組んで対応することもあります。

一方、夜勤帯に初めて入る職員がいるときは、夜勤帯の介護士を2人体制から3人体制にして指導しやすい環境にするなどの工夫もありました。

最初のうちは、新人職員同士で夜勤帯を対応することはほとんどありません

夜勤の仕事内容


次に、夜勤の仕事内容について詳しくみていきましょう。

夜勤帯のタイムスケジュールに合わせて解説します。

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一例として参考にしてください!

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仕事のタイムスケジュールと内容


<16:30〜 申し送り>

夜勤のスタートは16時半からです。

最初に日勤からの申し送りを受けます。

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申し送りは、利用者さんの様子を記した介護日誌をもとに、利用者さんの状態や様子などの情報が送られます

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<17:00〜 食事の準備>

介護が必要な利用者さんを食事の席まで誘導します。

その際、寝ている利用者さんには離床介助を行います。

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離床介助とは、自力で起きれない人を介助することです

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<18:00〜 夕食>

介助が必要な利用者さんに食事介助を行います。

また、自力で食事をしている利用者さんに対しては見守りを行います。

食事後は、介助が必要な利用者さんの口腔ケアを行います。

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口腔ケアとは、歯ブラシや口腔スポンジを使って口腔内をきれいにすることを言います

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<19:00〜 排泄・就床>

夕食後は、介助が必要な人の排泄介助を行います。

トイレに行く利用者さんの介助、おむつ交換が必要な利用者さんへの対応など、手分けをして行います。

排泄介助が終わったら、就床介助に移ります。

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就床介助は「臥床介助(がしょう介助)とも言い、自力で就床できない人の介助を指します

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ちなみに、遅番の職員は就床介助まで行い退勤となるので、この時間までは介護職員が3人体制となります。

<20:00〜 見守りや事務作業>

就床している利用者さんの部屋を巡視したり、コール対応が中心となります。

一方、介護度が低くあまり介助が必要ではない人は就床時間が遅い傾向です。

そのため、転倒がないようフロアで見守りをします。

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日勤帯と比べて利用者さんへの対応が少ないので、この時間を利用して事務作業や清掃作業をします

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<22:30〜 排泄介助・休憩>

おむつ交換が必要な人への介助、定時のトイレ介助を手分けして行います。

排泄介助が終わり次第、職員は交代で休憩に入ります。

休憩時間は2時間ほどなので、仮眠をとったり軽食をとる時間に充てます。

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その後の深夜帯は、フロアや居室の巡視、事務作業などに充てます

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<4:00〜 排泄介助>

おむつ交換が必要な人への介助、定時のトイレ介助を手分けして行います。

<6:00〜 起床介助>

介助が不要な利用者さんには、起床時間であることを声かけします。

また、起床するのに介助が必要な人には離床介助を行います。

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起床介助後は、髪を整えたり顔を拭くモーニングケアを行います

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<8:00〜 朝食>

夕食と同様、介助が必要な人への対応と、食事中の見守りを行います。

また、食事後は口腔ケアも行います。

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7:30〜早番の職員が出勤するので介護職員は3人体制になりますよ

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<8:30〜 排泄介助>

日勤職員が勤務開始となります。

日勤職員と一緒に、おむつ交換やトイレ介助を手分けして行います。

<9:00〜 日勤へ申し送りをする>

夜勤帯で介護日誌に記録した情報をもとに、日勤職員に申し送りをします。

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ナースも申し送りに同席して、情報を共有します

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<9:30〜 退勤>

勤務終了です。

日勤職員に業務を引き継ぎ退勤します。

日勤帯の仕事内容とは、あまり大きな違いはありません

ただ、深夜帯に関しては就床している利用者さんも多く、対応が少ない傾向です。

そのため、深夜帯で事務作業や清掃業務に充てることが多いですよ。

夜勤のメリット


夜勤の仕事内容やタイムスケジュールを見て、多少ではあるもののイメージを掴めたのではないでしょうか。

この章では、夜勤勤務のメリットを紹介します。

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夜勤勤務に対する不安を払拭しましょう!

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メリット①|給与が増える


夜勤勤務のメリット1つめは、夜勤手当がつくことです。

手当の金額は施設によって異なりますが、1回の夜勤勤務で5000円〜10000円の手当がもらえます

私が勤めていた施設では、1回の夜勤勤務につき7500円の手当がついていました。

月に4回〜7回の夜勤勤務があったため、最大で月5万円近くの手当がもらえることになります。

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年間で60万円もらえるのは、家計にも大きなメリットになるでしょう

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メリット②|休みを有効活用できる


夜勤勤務のメリット2つめは、休みを有効活用できることです。

では、具体的にどう活用できるのでしょうか。

基本的には、夜勤勤務の次の日は休みとなります。

つまり、夜勤勤務をして9:30に退勤し、その日は夜勤明けなので、1日中休みとして過ごせます。

そして次の日も休みになるので、実質2連休になります。

このようなサイクルによって、夜勤明けの日は身体の回復につとめて、次の日は趣味の時間に充てたり、家族との時間を過ごます

メリット③|判断力と対応力が身に付く


夜勤勤務のメリット3つめは、判断力と対応力が身につくことです。

夜勤の仕事は日勤に比べて職員の人数が少ないため、自ら判断し行動することが求められます。

場合によっては、緊急時にナースと連携し、適切な対応が求められます。

例えば、夜間に利用者さんの容態が悪化し、救急搬送が必要になることがあります。

そのときは、ナースの指示に従い、落ち着いてかつ迅速に行動することが必要です。

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自ずと臨機応変な対応力が身につくわけです!

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夜勤のデメリット


夜勤勤務には、金銭的な面やプライベートの充実といったメリットがあると紹介しました。

とはいえ、デメリットも気になりますよね。

ここからは夜勤の仕事をするデメリットをみていきましょう。

デメリット①|生活リズムを整えることが難しい


夜勤勤務のデメリット1つめは、生活リズムを整えづらいことです。

特に、日勤と夜勤の勤務を並行している人は、生活リズムが崩れる傾向にあります。

また、夜勤勤務は休憩時間があらかじめ決められてはいるものの、緊急対応があったときは仮眠を取れる時間がずれ込みます。

そのため、勤務が夜勤帯だけであっても、生活リズムを整えることは難しいわけです。

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体調管理がより一層求められます

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デメリット②|緊急時の対応へのプレッシャー


夜勤勤務のデメリット2つめは、夜勤をプレッシャーに感じてしまうことです。

例えば、1人の職員が休憩に入っている間は、もう1人の職員がフロアを見なければなりません。

夜勤帯は職員が少ないため、このようなケースは日常茶飯事です。

そして、職員が1人でフロアを見守る中、利用者さんの転倒や体調の悪化による緊急対応が必要になる場合もあります。

緊急対応が必要になった場合、他の職員が駆けつけるまでの一定時間は1人で対応しなければなりません。

そのため、1人で対応することにプレッシャーを感じてしまうでしょう。

まとめ


介護職未経験の人でも夜勤勤務は可能です。

とはいえ、いきなり夜勤帯で仕事をするのではなく、日勤帯で仕事内容を学んでからとなります。

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未経験だからといって、夜勤勤務に対して億劫になることはありません!

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とはいえ、夜勤勤務はせず日勤帯のみで働くことも可能です。

ライフスタイルに合わせて、あなたに合う働き方を見つけましょう。

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この記事を書いた人

27歳主婦|ブロガーとwebライター|夫と2人暮らし|介護職に転職経験あり(未経験)|介護老人保健施設(老健)での勤務経験あり|介護に興味がある方へ“介護職の体験談”を発信|ほかにも“介護の見えない部分”や“介護職の情報”を伝えています

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