老健で働くことに興味があります。老健で働くメリットやデメリットを知りたいです。
こんなお悩みを解決します。
- 老健での仕事内容
- 老健の介護職でこれだけは確認したいこと
- 老健で働くメリット・デメリット
本 記 事 の 信 頼 性
老健とは、介護老人保健施設のことをいいます
老健で働くことに興味がある方は、老健で働く具体的なメリットやデメリットを知りたいですよね。
また、実際に老健で働いた経験がある人から話を聞いてみたい方は多いと思います。
本記事では私の老健での勤務経験を生かし、老健で働くことについてくわしく解説します。
この記事を読み終えると、老健で働くイメージが湧くので最後まで読んでいてください。
[st-kaiwa1 r]「老健の概要」をくわしく知りたい方は、下記の記事もあわせて見てください
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老健での介護職の役割
まずはこの章を読んで、具体的な老健の仕事内容をイメージしていきましょう。
老健での介護職の役割は、大きく分けて2つあります。
介護職の役割
- 身体介護
- 生活援助
身体介護は入浴や排泄・食事などの介助が該当します。
またベッドから車椅子、もしくは車椅子からベッドに移るお手伝いも身体介護に含まれます。
生活援助とは居室のシーツ交換や清掃、着替えの洗濯などをすることです。
[st-kaiwa1 r]老健にもよりますが、買い物も生活支援に含む場合がありますよ
身体介護は介護職の主な仕事です。
一方、生活援助は入所者の快適な生活を実現する重要な役割です。
どちらも介護職にとっては欠かせない役割ですね。
老健で働く前に確認するべきポイント
ここからは老健へ転職を考えている方に向けて、転職前に確認するべきポイントを3つ解説します。
転職したあとに後悔することがないように一緒にチェックしていきましょう。
給与と休日
まず給与について、以下の4つを確認しましょう
給与について確認すること
- 基本給
- 賞与の有無
- 資格手当の有無
- 夜勤手当の支給額
これらの4つは施設ごとに異なります。
転職前に複数の求人と比較することが重要です。
次に休日について、以下の3つを確認しましょう。
休日について確認すること
- 年間休日数
- 月の休日数
- シフト制でどれくらい融通がきく?
これらの4つも施設ごとに異なります。
ちなみに、年間休日数は100日前後のところが多いです。
[st-kaiwa1 r]私は4週7休と4週9休を経験しましたが、4週7休はキツいと思っています。
せめて4週8休がよいと思いますよ。
こちらも転職前に必ず確認しましょう。
看取りケ介護がある場合も
老健によっては、看取り介護に対応する施設があります。
看取り介護とは、死を避けられない方に対して身体的苦痛や精神的苦痛を和らげ、最期まで生活支援を行うことです
また、ターミナルケアと呼ばれるものもあります。
近年、ターミナルケアを行う老健も増えてきています。
ターミナルケアとは、看取り介護で行う支援に加え、医師の判断による酸素吸入などの医療ケアも行うことです
老健での介護職は、死に立ち会うこともあります。
老健によって対応は異なるので、転職前に確認しましょう。
特養との違い
介護職に転職を考えている方が、老健とよく比較する施設は「特養」です。
特養とは、特別養護老人ホームのことをいいます
老健との違いは、施設の目的に大きな違いがあります。
老健の目的はリハビリケアを行い、入所者に在宅復帰してもらうことです。
一方で特養の目的は、介護サービスを受けながら施設で長く生活してもらうことです。
[st-kaiwa1 r]特養は「終の住処」ともいわれています
そのため、特養の方は介護度が高い方が多く入所しています。
介護度が高い方が多いので、前述した看取りケアやターミナルケアが多い傾向です。
老健で働くメリット・デメリット
最後の章では、老健で働くメリットとデメリットを解説します。
老健で働く前に、必ずチェックしておきましょう。
メリット
まずは、老健で働くメリットを解説します。
メリット
- 幅広い分野の職種と関わるので多くの知識を習得できる
- 介護技術を身につけやすい
老健は看護師やリハビリスタッフとの関わりが多いので、仕事を一緒にしていると自然と幅広い知識が身につきます。
一方で、老健の介護は身体介護をメインに行います。
身体介護を繰り返し行うため、介助のコツを早い段階で覚えられるのもメリットです。
[st-kaiwa1 r]介助のコツは、将来身内が介護を必要としたときに「将来の財産」として生かせるかもしれません。
早い段階で介助のコツを覚えられるのは、大きなメリットですね。
デメリット
次に、老健で働くデメリットを解説します。
デメリット
- 入所者とレクリエーションで楽しむ機会が少ない
- 入所者の入れ替わりが激しい
老健は複数の入所者の身体介護をする必要があります。
そのため、職員と入所者が一緒にレクリエーションで楽しむ時間があまりありません。
[st-kaiwa1 r]多くの老健は、身体介護がメインとなるでしょう。
また老健は在宅復帰を目的とした施設なので、入所者の入れ替えが激しいのも特徴です。
[st-kaiwa1 r]もちろん在宅復帰はよいことなので、メリットとして捉えるべきなのですが…
長期間、入所者と関係性を構築できないのは寂しいと思ってしまいます。
じっくり介護をしたい方にとってはデメリットになるでしょう。
まとめ
老健で働くときのメリットやデメリット・チェックするべきポイントを解説しました。
老健と特養とでは目的の違いがあるなど、施設によって特徴はさまざまです。
自分がどの施設形態に向いているのか、いま一度検討してみましょう。
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