未経験で介護職に転職したいけど、わからないことや不安だらけです…
こんなお悩みを解決します。
- 未経験ではじめる介護職の「みんなが思う3つの疑問」
- 3つの疑問を解決!
本 記 事 の 信 頼 性
あなたの身近に介護職の方がいれば、体験談を聞いて情報を収集できますが、なかなか体験談を聞ける機会はありませんよね…
本記事では私の体験談をもとに、未経験ではじめる介護職の「みんなが思う3つの疑問」にこたえていきます。
この記事を読めば、未経験で介護職に挑戦することへの漠然とした疑問や不安を解消できます。
疑問①|理想と現実のギャップはある?
どの業種にも共通することですが、自分が思い描いた「理想」と実際に働いてわかる「現実」は異なることがあります。
介護業界は、いわゆる”ギャップ”が顕著に現れやすいです。
では、具体的にどんな”ギャップ”があるのでしょうか。
理想とは
転職するとき、みなさんは次のように考えると思います。
- 仕事のやりがいは何か
- 職場環境はよいか
「高齢者とたくさん話せる環境で、皆さんに元気を与えたい」など、やりがいは人それぞれです
また「夜勤はなしで給料はある程度ほしい」など求める理想もさまざまです。
私が介護職への転職を考えていたとき、思い描いた理想は次の2つでした。
- 介護職で身についた技術を将来に役立てたい
- 高齢者の方の話に耳を傾け、楽しくコミュニケーションを取りたい
ただ、すべての理想が叶うわけではありませんでした…
理想と現実は違う
介護職は職場に慣れて周りが見えたときに「あれ?理想は?」となります。
私の場合は転職して3ヶ月経たないうちに”理想と現実のギャップ”に気付きました。
私の思い描いた2つの理想は、現実ではどうだったのでしょうか。
- 介護職で身についた技術を将来に役立てたい
→転職して1年経った時点で、ある程度の技術を身につけられました
- 高齢者の方の話に耳を傾け、楽しくコミュニケーションを取りたい
→日々の業務に追われ、耳を傾けてあげることができない
すべての理想は叶いませんでした。
私の職場では、排泄介助や食事介助、入浴介助など日々の業務に追われていました。
これは、職員の人手不足による業務の多忙さが原因です。
ただ、技術を身につけることができたので理想が叶っている部分もあります。
必ずしも、理想と現実が全て異なるわけではないため介護職は“理想を追い続けることができる仕事”だといえます!
体力と精神面は大丈夫?
介護職は多忙すぎる業務と、命と隣り合わせという責任感が求められる業種です。
それなりの覚悟がないと、未経験者は乗り切ることができません。
転職してはじめのうちは、体力も精神面も削られるでしょう。
体力は必須
介護職は体力を使うイメージありますよね。
では、具体的にどのようなところで体力を消耗するのでしょうか。
朝が早い
日中勤務の場合は、朝が早いケースが多いです。
私は早番だと7時半に出勤していました。
そのため、睡眠時間を確保する必要がありますね。
とはいえ早起きの習慣が身につき、休みの日も朝活しやすくなるのはメリットと考えましょう。
業務がハード
立ち仕事で常に歩き回る、
いや、走り回っている状態です。
「走るな」と言われていますが(笑)
私はそんな業務の中で、次の2つの業務がきついと感じます。
- 入浴介助
- 移乗介助
入浴介助は、蒸している中での介助業務です。
[st-kaiwa1 r]真夏は脱水を起こしてしまう職員もいるほどです
一方、移乗介助とはコツを覚えないと腰や膝を痛めるリスクが高い業務です。
移乗介助とは、ベッドから車椅子、車椅子からベッドの移動を手伝う介助のことです
移乗介助のイメージは、下の絵を参考にしてみてください。
業務のコツや生活リズムを掴むまでは、相当な体力を使うので覚悟が必要です。
コツや生活リズムを掴んでしまえば、楽しさを覚えられますよ!
精神的にきつい
では、精神面はどうでしょうか。
多くの介護職未経験者は、次の2つのことに悩んでしまい精神的にきつくなります。
- 人間関係
- 技術がなかなか身に付かない
人間関係について
人は不慣れな環境に飛びこむだけでも神経を使います。
特に介護職は、子育てを終えた主婦の方が多いです。
中には、10年以上介護職を続けているというベテランも多いです。
[st-kaiwa1 r]未経験の新人に対して、やけに厳しい人もいました
ただ、厳しくされるのも経験です。
「怒られるうちが華だ」と自分に言い聞かせてください。
何かひとつでも言われたことの中から、自分が追い求める介護職の理想に結びつけることが大事です。
技術がなかなか身に付かない
ベテランさんと一緒に仕事をしていると、自分にはなかなか技術が身に付かないという後ろめたさを感じてしまいます。
でも、それは当たり前です!
ベテランさんは何年も介護職を続けていて、その職に精通しているのですから。
技術は身体で覚えることが一番の近道です。
経験を重ねて、とにかく感覚を覚えることが大事です。
無資格でも大丈夫?
未経験であれば、ほとんどの方が無資格です。
では、転職するには介護の資格は必要なのでしょうか。
未経験者は資格が必要?
結論から言うと、職場によって資格が必要な場合があります。
未経験者が最初に取るべき資格は“介護職員初任者研修”です。
介護職員初任者研修について、わかりやすく解説した記事があるので参考にしましょう。
[st-card myclass=”” id=”3833″ label=”介護初心者の資格はについてはこちら” pc_height=”” name=”” bgcolor=”#e8abbb” color=”” webicon=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
一方で、資格がなくても入職できる施設もたくさんあります。
資格を取る費用や時間の余裕を考えて「資格を取らない」という選択肢もありです。
実際に現場で1年程度働けば、初任者研修レベルの技術は身に付くといわれています。
ただ、基本に忠実に知識や技術を身につけるのであれば資格は必須です。
働きながら受けることもできる
“介護職員初任者研修”は施設に入職してから受けても間に合います。
休みの日に研修を受けながら、資格取得を目指すことができるからです。
ただ、休みの日に体力を回復できないという懸念はあります。
もし資格を取るのであれば、入職前がおすすめです。
施設内で研修もある
入職する施設によっては、施設内で研修を行っているところもあります。
[st-kaiwa1 r]例えば「食事介助の仕方について」「移乗介助のやり方」を学べる研修がありますよ
特に新人に向けた研修が多いです。
施設によっては、中堅の職員が参加する研修もあります。
転職を考えるときに、教育体制がしっかり整っているかどうかチェックしてみてください。
資格がなくても、施設内研修で知識や技術を得ることができますね。
まとめ
私の体験談を生かして、みなさんのが思う3つの疑問について紹介しました。
最後に、3つの疑問のこたえをおさらいします。
- 理想と現実のギャップはある?
→ギャップはありますが、理想を追い続けることができます - 体力と精神面は大丈夫?
→体力面は、生活のリズムと介助のコツを覚えれば乗り切れます
→精神面は厳しい指導を受けても、プラスに捉える力を養えばOK - 無資格でも大丈夫?
→無資格未経験でも働ける施設はあるので大丈夫です
→働きながらでも資格は取れます
一つひとつ疑問を解消して、理想の介護職を実現させましょう!
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